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隈研吾の「小さなミュージアム」

2020-06-30
隈研吾の小さなミュージアム入口(よく見ると階段上に隈さんの等身大パネルが出迎えてくれてます(嬉))
高知市内から西方面に車で2時間程の所に梼原町(ゆすはらちょう)という町があります。梼原町は私自身もゆかりのある場所なのですが、建築家の隈研吾さんが手掛けた建物がたくさんある町なのでご存知の皆様も多いかと思います。
 
建築家・隈研吾さんが、梼原町で設計した建築について広く知ってもらおうと町が「雲の上のギャラリー」の一角に
「小さなミュージアム」を整備しました。
新型コロナの影響で当初の予定から約2ヶ月遅れて、今月の12日にオープンしたという事で行く機会を伺っていたのですが、弊社スタッフHさんが地元という事もあり、週末帰省の折に少し立ち寄ってきたとの事で現況の写真も入手しましたので簡単にレポートさせて頂きます。
 
私の学生時代から隈さんは既に名のしれた建築家で、講演会やデザインレビューの審査員等で建築学生にとっても
まさに雲の上の存在でした。隈さんは20年以上に渡り梼原町と親交があり、これまで町役場や庁舎やホテル等6つの建物を設計しています。元々は梼原町にある古い芝居小屋ゆすはら座と出会ったのがきっかけで長い交流が続いていると言われています。
今回完成した「小さなミュージアム」では隈さんの建築を模型やパネルで学べるという事で、近くに訪れる際は立ち寄りたいと思います。
 
以下の掲載写真で「YURURIゆすはら」と「雲の上の図書館」は私自身完成してから間もない時期に訪問した際に撮影したものですが、他の建物はスタッフHさんに先日撮影してもらった現在の様子なのでまた、時間を経た木造建築の様子が伺えると思います。
 
自然に囲まれた緑豊かな環境の中で隈さんの建築をゆっくり巡る事ができる町は全国広しといえども数少ないと思いますので、
ぜひゆっくりと訪れてみてはいかがでしょう。
 
管理人T
雲の上のギャラリー全景
雲の上のギャラリー
梼原町総合庁舎
まちの駅ゆすはら(マルシェ・ユスハラ)
YURURIゆすはら
雲の上の図書館
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