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トップライト
2020-06-23
トップライト（天窓）
屋根面に設置の様子（写真は積雪地域の為対策を講じています）
今回はトップライト（天窓）をご紹介させて頂きます。
トップライト（天窓）というと、建築基準法でも採光の計算として3倍読み（有効採光面積に3倍の数値を掛ける事が可能）できるのですが、空に遮るものが無い限り光をそのまま取り込む事ができる為、室内に光を取り込む手法としてはとても有効です。
弊社でも、北側のお部屋で窓が設けにくい場所や市街地で隣地を建物に囲われていて窓を設けてもあまり明るくならないお部屋等にご提案させて頂き、採用して頂いたお客様が数多く有ります。
もちろん、どこにでも設置する事はできず、計画する部屋の上部に建物が無い条件が必要（平屋や2階の部屋で上部に建物がない条件）です。また、屋根面に設置する為、施工時にはしっかりとした雨仕舞を行う事が性能上も重要ですが、設置後の室内環境への効果は大きいと思います。
電動式の開閉タイプを採用すると、光だけでなく風も通ります。風の通り道として夏場の暑い空気を逃がす事もできます。また、電動のロールスクリーンで普段は遮蔽しておくことも可能です。
コスト面では同サイズのサッシから比べると少し割高にはなるものの、室内を明るくしたいとお考えの方は計画時に盛り込む事もありではないでしょうか。
管理人T
北側のホールに設置した天窓
ダイニングの吹き抜け空間に設置した天窓
市街地で和室に光を取り込んだ事例
電動ロールスクリーンでの開閉時